大学受験を意識し始めたばかりの高校生や保護者にとって、受験関連の用語は難しく感じられるものです。 「偏差値ってどう使うの?」「共通テストと個別試験の違いは?」「推薦入試にはどんな種類がある?」 こうした疑問を解消するため、本記事では大学受験でよく使われる基本用語を分かりやすく解説します。 基礎を押さえることで、受験計画をスムーズに進められます。
1.偏差値とは?
偏差値とは、全国模試などで自分の学力がどの位置にあるかを示す指標です。 偏差値50が全国平均。 ・数値が高いほど、上位に位置することを意味します。
志望校の合格可能性を判断する際、「この大学には偏差値60以上が必要」といった形で使われます。 ただし、偏差値はあくまで目安。過去問演習や実際の出題傾向にも注目しましょう。
2.共通テストとは?
大学入学共通テスト(旧センター試験)は、全国の国公立大学で広く使われる統一試験です。
・試験科目は5教科7科目(文系・理系で異なる)
・基本はマーク式(選択式)
このテストの点数をもとに、国公立大学の一次選抜が行われます。 一部の私立大学でも、共通テスト利用方式で合否判定を行うケースがあります。
3.二次試験(個別試験)とは?
国公立大学では、共通テストの後に大学ごとの個別試験(二次試験)があります。
・記述式の問題が多く、論理的思考力や表現力が問われる
・配点は大学によって異なり、共通テストより重視されるケースも
志望校の過去問を使って出題傾向を把握し、記述対策を進めましょう。
4.推薦入試と総合型選抜の違い
一般選抜とは別に、早期に受験できる選抜方式もあります。
<学校推薦型選抜>
・高校からの推薦を受けて出願
・指定校制と公募制があり、評定平均や人物評価が重視される
<総合型選抜(旧AO入試)>
・志望理由書、小論文、面接、プレゼンなどが選考材料
・主体性や課外活動の実績、志望動機などが重要視される
どちらも「学力試験がない」わけではなく、大学によっては共通テストの受験が必要な場合もあります。
5.出願スケジュールの基本
大学受験の出願には時期ごとの特徴があります。
・推薦・総合型選抜:9~11月に出願→11月~12月試験
・共通テスト:1月
・国公立出願:1月下旬~2月上旬
・私立大学一般選抜:1月~2月
・国公立二次試験:2月後半~3月上旬
スケジュール管理が合否を分けることもあるため、カレンダーやアプリを使って管理しましょう。
まとめ
大学受験は多くの専門用語が飛び交いますが、基本用語を正しく理解することが受験成功への第一歩です。 今回紹介した内容を踏まえ、自分の志望校に合った受験スタイルを選び、早めに準備を始めましょう。
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